原子・分子・光科学(AMO)の分野は、物理学と化学にまたがる基礎研究野として円熟期に到達していましたが、近年の「光」に関わる学際的基礎研究の驚異的な進展に伴って、AMOの分野が再び目覚しい進歩を遂げ始めました。この新たな研究の動向をより一層力強いものにしていくために、基礎研究を重視し、学際的な研究交流を目指した新しい型の討論会、第1回AMO討論会を2004年7月に開催いたしました。そして、2005年は第2回AMO討論会を理化学研究所にて、そして昨年は第3回AMO討論会を東京大学駒場キャンパスにて開催いたしました。AMO討論会では、原子分子物理学・量子エレクトロニクス・分子科学の研究者が、分野の垣根を越えた議論を行い、「物質」と「光」の織り成す自然界の本質を探究することを目指します。
研究者間の交流を一層促進するために、昨年と同様、本年も充分な時間のディスカション枠を設けています。なお、口頭発表についてはすべて招待講演者によるものとします。ポスター発表では、関連研究分野の研究者の積極的な参加を期待しております。皆様のふるってのご参加をお待ちしております。
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